「付き合ってください」って英語でなんて言うの?
と疑問をお持ちの方のために、使える英語フレーズをご紹介します!
外国人の「気になる子がいる」「彼女・彼氏になりたい」という方はぜひ参考にしてみてください♪
間違った告白をして、ドン引きされないようにしましょうね~。
「付き合ってください」を英語で何という?
日本では、交際をスタートする前に「付き合ってください」と告白をする場合が多いですよね。
「好きです!」とか「付き合ってください!」とかね。
では、この「付き合ってください」って英語では何というのでしょうか?
直訳すると
(つきあってくれますか?)
(彼女/彼氏になってくれますか?)
などの表現になります。
ですが!!
これらのフレーズ使用には「注意」が必要です。
間違ったタイミングで言うと、びっくりされて逃げられちゃうかも?!
なぜって、日本と海外(欧米)では「交際の始め方」が違うんですね。
日本では、はじめにお互いの「交際の意思確認(告白)」をしてから、初めて「彼氏・彼女」となり、それからお付き合いが始まる・・・という流れが自然だったりしますよね。
ですが、海外(欧米)では交際を始める際に、この日本のような「告白」はあまり行われません。
私も最初に知った時はビックリしました!
まとめると、
【日本】
- 告白(「付き合って」と言う)⇒合意⇒お付き合いスタート⇒2人でデートをしたり、親密な関係になる
【海外(欧米)】
- デートをする⇒親密になる⇒付き合っている状態になっている(関係が曖昧な場合、上で紹介したようなフレーズで両者の意思を確認したりする)
という流れになります。
そのため、まだお互いあまり知らない状態なのに、日本と同じ感覚で
(つきあってくれますか?)
(彼女/彼氏になってくれますか?)
と言ってしまうと「え?まだお互いそんなに知らないよね?」とビックリされる可能性があります。
もちろん、すでに仲良くなっていてデートも何度も重ねているような関係だったら問題ないと思います♪
逆に、まだ「あまり話をしたことも2人で出かけたこともない」という関係だったら使わないほうが無難です。
告白をしないなら、どうやって特別な関係になるの?
では、日本のような「告白」をしないでどうやって特別な関係になるのか不思議ですよね。
海外(欧米)では、まずは「デートに誘う」ことからスタートするのが自然です。
もちろん中には、出会った瞬間からビビビッと来てすぐに「付き合った」という方もいるかもしれませんが、それは稀だと思います。
デートに誘い2人で過ごす時間を作って、関係性を深めていくことから始めましょう♪
ちなみに、すでにある程度お互いを知っていたり、すでに友達同士で仲がいい場合に「つきあって」と言いたい時もありますよね。
そんな時に使えるフレーズはこちらです!
(付き合ってくれる?)
(付き合おうか?)
どちらも「友達以上」になりたい時に使えます。
ただし、ひとりだけの「真剣なお付き合い」という意味ではないのでご注意を~。(詳しくは後述します)
曖昧な関係はイヤ!はっきりさせる英語フレーズとは?
日本のように「告白」をしないとなると「僕達・私達ってどういう関係?」「つきあってるの?」と不安になる方もいるでしょう。
そこで、曖昧な関係をはっきりさせる英語フレーズもご紹介しておきます。
(私以外にも他に付き合ってる人っているの?)
seeing は、ただの友達として会うのではなく、相手に異性として気持ちがある、という場合に使う単語です。
そのため「付き合う」と訳される場合が多いですが、実は「日本語」の付き合うとは少しニュアンスが違います。
日本語での「付き合う」は「ひとりだけ」が前提だと思いますが、英語では「複数」の人と seeing することが可能です。
そのため、Are you seeing anyone else besides me? と聞くことで、今までデートは何回かしているけど「自分だけなのか、他にも会っている(つきあっている)人がいるのか」をハッキリさせたい時に使えるフレーズになります。
(他にも付き合っている人はいるの?)
dating はデートなど2人きりで会う(つきあっている)関係の時に使われ、さらに体の関係も持つことも多いので、日本の「付き合う」と同じように勘違いしがちですが、こちらも実は「一人だけでなく、複数の人」と dating している場合も欧米ではありえます。
そのため、Are you dating anyone else? とたずねることで、dating(他にも会っている人がいる)関係なのか、もしくは自分だけなのか、ハッキリさせることができます。
(つきあってくれますか?)
上記でもご紹介しましたが「付き合って」にあたる表現です。
ただし、話の流れによって「出かけない?」というニュアンスにもなるので注意しましょう。
もう少しハッキリと関係を聞きたい場合は、次の表現のほうがいいかもしれないですね(↓)
(彼女/彼氏になってくれますか?)
こちらも上記でご紹介したフレーズですが「真剣なお付き合いをしたい」と伝わる表現になります。
「フレンド」という単語が入っているので軽い響きがするかもしれませんが、英語で girlfriend / boyfriend は「ひとり」しかいないのが大前提なので、ちゃんと付き合いたい時や曖昧な関係をはっきりさえたい時に使えるフレーズになります。
ちなみに「彼女/彼氏はいるの?」と聞く場合、
とは言いません。
なぜなら「複数」の彼女/彼氏がいることはないからです。遊び人だったらありえるかもですが・・・(;^ω^)
そのため、「単数」で
という聞き方をします。
最後に、ズバリ「付き合っているかどうか」を聞くフレーズをご紹介します。
(僕達・私達って付き合ってるの?)
in a relationship は「真剣につきあっている」という意味です。
もし、他にもデートしている人がいる場合は、in a relationship とは言いません。
そのため「正式な彼氏・彼女」なのかをハッキリさせたいという場合に使えるフレーズです。
ただし、かなり真剣なつきあいに対してしか使わない表現なので、聞くタイミングによっては相手を引かせてしまうかもしれないので注意が必要です。
たとえ、すでに体の関係があったとしても、まだ2~3回しかデートしていない時は in a relationship は「重すぎる」聞き方かも?
さいごに
今回は「付き合ってください」を英語で言うには何と言うのかまとめてみました。
言葉だけでなく、日本と欧米での「付き合う」に対する価値観や流れが違うことも分かっていただけたのではないでしょうか?
欧米では、日本のように「告白」から始まるのではなく、デートなどでお互いの関係性を深めてから「彼氏・彼女」に自然になっていくんですね。
この違いを知らずに、直訳した「つきあってください」という英語を使ってしまうと、せっかくいい感じだったのに上手くいかなくなってしまうかもしれないので注意してくださいね~。
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