英語子育てを始めて間もない頃、絵本は値段が手頃な「セット絵本」をよく集めていました。(例えばSight Words Readersとか、です)
そんな中、ORT絵本セットは「CD(絵本朗読)」と「日本語訳」がついているとは言え、1セット4,000円くらいするのでなかなか手が出ずにいました・・・。
とは言うものの、英語子育てをしていると「CTP絵本」に並んで「ORT絵本」もよく耳にします。
*ちなみにCTPは の頭文字で、ORTはOxford Reading Treeの頭文字のこと。CTPはアメリカの出版物、ORTはイギリスの出版物です。
これだけ取り上げられているのなら良いものなのかもしれない、試してみようかな、という気持ちが大きくなり、とうとう息子が2歳の頃に1セット買ってみました。
今回は、実際にORT絵本セットを買った時の感想を、ぶちゃけ口コミレビューをしたいと思います♪
いまいちだった点
・朗読の音源(CD)が単調
幼児が聴くには読み上げている声が単調すぎて面白味がないように感じました。2歳の息子もあまり興味を示さない感じでした。
・表現はイギリス英語なのに、音源にはアメリカ発音も入っている
朗読の音源は、イギリス発音だけでなくアメリカ発音で読み上げてくれるバージョンも入っています。でも、絵本の表現(言い回し)はイギリス英語のままなので、聞いていてかなり違和感がありました(笑)
いうなれば、大阪弁の表現を東京アクセントで言ってる感じ。
(例えば「これ、いいんちゃん?」「それはあかんやろ!」とかのやりとりを標準語調で話してるような感じです。違和感ないですか??)
ま、これは「音源(CD)」をイギリス発音だけ聞くようにすればいいだけの話ですが・・・。
良かった点
・話にオチがあってクスッとできる
イギリスのユーモアなのか、短いお話の中にも最後にはちょっとした「オチ」があったりしてクスッとできるのは良かったです。
・絵がかわいい
イラストが可愛らしいので、幼児にも合っていると思います。もちろん好みがあるとは思いますが、息子(当時2歳)は気に入っているようでした。
結論
息子が2歳の時に買ってみたORT絵本セット。「いまいちだった点」「良かった点」をまとめてみての結論。
・音源なしでもいいかな
・息子がめちゃ気に入ればいいけど、同じ値段を出すなら他のものをたくさん買ってあげてもいいかも?
と思いました。
やはりコスパはイマイチです。CDなし、日本語訳なしバージョンもありますが、それでも「格安のセット絵本」を買いなれている私にとっては「安い!お手頃!」とは思えませんでした。
もし「イギリス英語」にこだわっているのであれば、ORTはピッタリの教材だと思います。
ですが!ぶっちゃけ「同じ金額を出すのなら、他の絵本をたくさん買ってあげよう」と思ったのが、ORT絵本セットを買った時の正直な感想です。(もちろん、あくまで個人の感想ですが)
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