TOEICテストのために勉強をしていると単語が難しすぎて「TOEIC単語の覚え方ってどうしたらいいの?!」って思いませんか?
文法を覚える、長文を読めるようにする、時間管理をする、などなどTOEICテストを攻略するにはやるべきことがたくさんありますが、まずは「単語」を何とかしたい!っていう方も多いのではないでしょうか。
このような「TOEICの単語を学びたい人」向けに、以前の記事ではおすすめのTOEIC単語帳をご紹介しましたが、ぶっちゃけ本音を言うと市販の単語帳よりも自分で「オリジナル単語帳」を作って覚えるほうが頭に入りやすいと思っています。
そこで今回は、現役TOEIC講師がおすすめする「オリジナル単語帳の作り方」を伝授したいと思います!
「市販のTOEIC単語帳だとなかなか覚えられない!」という方はぜひ参考にしてみてください。
TOEIC単語の覚え方|オリジナル単語帳の作り方とは?
自分で作るから自分のレベルにあった単語帳が作れちゃいます!
オリジナル単語帳の作り方 1.用意するもの
TOEIC単語を覚えるための「オリジナル単語帳」を作るために、まずはノートを用意しましょう!
- B6サイズのノート 1冊
「持ち運びしやすい」サイズがいいので、「B6」サイズをおすすめしています。
でも、もし「もう少し大きめのほうが使いやすい」「自分は一般的なノートサイズ(B5)が好き」などのこだわりがあるようでしたら、それでも大丈夫です。
出来れば「お気に入り」の1冊を「単語帳」にするとイイですね。
好きなノートだとテンションがあがって、嫌な勉強も少しは楽しくなるはず!
オリジナル単語帳の作り方 2.下準備
ノートを1冊用意したら、次はちょっとした下準備をします。
ノートを開いたら、ページの真ん中に「線」を1本引いておきましょう。
シャーペンではなく「ボールペン」で引いておくと、書き込んだ単語を消しても「線」は消えないのでいいですよ。
また、最初から「全ページ」に線を引いておく必要はありませんからね~。
新しいページに進んだ時に引くようにするとイイですね。
でも、もしそれすらもメンドクサイ場合は、線を引かずにノートの真ん中で「折り曲げて、線をつけておく」だけでもいいですよ。
私も折り曲げておくだけにする時もあります!
オリジナル単語帳の作り方 3.単語帳の書き方
ノートの下準備ができたら、早速「オリジナル単語帳」に単語を書き込んでいきましょう。
やり方はすごく簡単!
TOEICの勉強をしていて「あれ、この単語知らない」「前にも調べたけど、意味なんだったかな?」と思う英単語をオリジナル単語帳に書き出していくだけです。
この時、線の「左側」に「英単語」を「右側」に「日本語の意味」を書いていきます。
絶対に忘れてはいけないのは「単語の品詞」や「例文」も一緒に書いておくことです!
ちょっとメンドクサイと感じるかもしれませんが、このひと手間をすることで脳への定着をより簡単にすることができて、さらに文法対策にもなります。
さらに出来たら、どこからこの単語を書きだしたのかもメモしておくと、後から見直しができてもっといいですね。
例えば、「TOEIC模試 テスト1 p37」という感じです。
英単語は単体で覚えるよりも「あ、あの時の模試のパート5に出てきた単語だ!」というように「背景」があるほうが各段に頭に残りやすくなります。
そのため、一見、手間がかかるように感じるオリジナル単語帳ですが、市販のTOEIC単語帳を「背景なし」に味気なく上から覚えようとするよりも、結果的には速く覚えられるようになります。
オリジナル単語帳の作り方 4.単語の覚え方
次に、オリジナル単語帳を使った「単語の覚え方」です。
ただノートに英単語を書きこむだけではもちろん覚えられないので、ここからは「単語を覚える」作業をしていく必要があります。
こちらもやることは「シンプル」で、
- 1日1回(最低でも)見直す
だけです。
ポイントは「声に出す」つまり「音読」を、決まった時間に「5分間」ほど「単語の時間」と決めて取り組むことです。
例えば、寝る前の5分でもいいですし、朝起きてからの5分、帰宅後すぐの5分、などの「決まった時間」にオリジナル単語帳に書き込んだ単語を声に出して「読み上げる」のです!
この時、その日に書き込んだ単語だけを読むのではなく、最初の英単語から声に出しましょうね。
なぜ毎回「全部の単語」を読むのかというと、1つの英単語を覚えるには「何度もその単語に出会う」必要があるからです。
すぐには覚えられなくても、2回3回4回・・・と同じ単語を目にしていくとだんだんと自然に覚えてしまうってことがありますよね。
その状況を自分で作り出す作業がこの「1日1回(最低でも)、全部の単語を見直す時間」なのです。
そうそう、ここで大切なのは、書いてある単語を通しで「ざっと読む」ことです。
「覚えよう!」とじっくり読み上げたり、書いたりする必要は全くありません。
とにかく上から順番に一通りでいいので読み上げていきましょうね。
単語が増えても、ざっと読むだけなので5分もあれば10ぺージくらいある語でも見直すことができますよ。
TOEIC単語の覚え方 さいごに
今回は、TOEIC単語の覚え方としてオリジナル単語帳の作り方をご紹介しました。
市販のTOEIC単語帳でも良いもの(TOEICテストによく出る単語だけを集めているもの)がありますが、なかなかちゃんと活用できない、覚えられないという人も多いと思います。
私も市販の単語帳を使って単語を覚えるという行為は、正直つまらないのであまり好きではありません・・・(T-T*)ウウウ
でもオリジナル単語帳になると、自分が解いた問題で読めなかった英単語だったり、幾度と目にするけどしっかり覚えられていない英単語だったりを集めたものになるので、頭に入りやすいんですよね。
人には「エピソード記憶」というものがあって「経験した出来事に関係する記憶」は覚えやすいという性質があります。
そのため、オリジナル単語帳を使ってTOEICの英単語を覚えていくほうが頭に定着しやすくなるのです。
自分で単語を書き込んだり、意味を調べたりする「ひと手間」はありますが、その分覚えやすいんだったらいいですよね?
市販の単語帳を使っているけどなかなか単語が覚えられない・・・と悩んでいる方はぜひこのオリジナル単語帳を作ってみてください。
作るだけでなく、読み上げる「見直しの時間」も忘れないでね!←これが大事!
オリジナル単語帳をうまく活用すれば、TOEICのパート5の語彙問題に強くなったり、パート7の長文が読みやすくなりますよ~(≧▽≦)
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