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TOEIC公開テストとIPテスト違いを解説!就活や院試に使えるのはどっち?

TOEIC対策

TOEICについて調べていると「公開テスト」と「IPテスト」の2種類がある事に気がつく方も多いではないでしょうか。

でも、

  • 何がどう違うの?
  • なぜ、公開テストとIPテストの2種類に分かれているの?
  • 就活や院試に使えるのはどっち?
などなど疑問がたくさん湧いてきませんか?

 

そこで今回は、TOEIC公開テストとIPテストの違いを分かりやすく解説したいと思います。

TOEIC公開テストとIPテストの違いについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください^^

 

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TOEIC公開テストとIPテストの違いとは?

TOEIC公開テストとIPテストの「大きな違い」は、ズバリ!

  • 公開テスト:年10回、全国で実施
  • IPテスト:大学や企業が希望する時に、各機関内(大学や企業)で実施

です。

 

もう少し分かりやすく言うと、公開テストは「一般の人は誰でも受験できる」テストで、IPテストは「大学や企業に所属している人のみが受験できる」テストになります。

  • 公開テスト:申込みをすれば誰でも受験オッケー
  • IPテスト:その大学に通っている人、もしくはその企業に勤めている人のみ受験できる

ってコトですね。

 

でも、なぜ公開テストとIPテストの2つに分かれているんでしょうか?

解説してみますね。

公開テストとIPテストの2種類に分かれている理由

そもそもIPテストとは、Institutional Program(団体特別受験制度)の略で、各大学や各企業内でTOEICのスコアを利用したい時に「それぞれの都合に合わせて随時実施できる」テストになっています。

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うちわだけのテストってことね。

そのため、実施する人もTOEIC協会の人ではなく「大学の生協さんや企業の人事や総務の人(内部の人)」が実施するようになります。

 

さらに、受験料も公開テストよりIPテストのほうが「割安」になっているんですね。

【受験料】

  • 公開テスト:6490円(税込)
  • IPテスト:4230円(税込)

*2020年4月から値上がりするので、その金額になっています

 

ちなみに、なぜ「IPテスト」のほうが割安になっているのかというと、IPのテスト問題は、公開テストで使われた過去のテスト問題を「再利用(リサイクル)」しているからなんです。

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リサイクルしている分、お安く受けられるってコトですね。

 

そう、つまり、IPテストはあくまで「決まった組織内のみで活用する」テストなんです。

例えば、企業であれば「昇進」の判断基準に活用したり、大学であれば「進級」や「単位認定」に使われたりするってことです。

 

そのため、IPテストは「企業」や「大学などの教育機関」が「内部で利用する」のためのTOEICテストなんですね。

 

ですが、TOEICを受けたい人は必ずしもどこかの機関に属している人ばかりではないですよね?

例えば、就活中の学生さんや転職希望の社会人など。

または海外留学から戻ってきたばかりで英語力を証明するためにTOEICを受けたい人もいるでしょう。

 

こういった一般の方のために「公開テスト」があります。

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一般の方全員に公開されているテストってことで「公開テスト」っていうんですね。

 

ですので、TOEICが「公開テスト」と「IPテスト」の2種類に分かれている理由をまとめると、「一般の方向け」と「内部の利用向け」で分けているからということになります。

 

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TOEIC公開テストとIPテスト|就活や院試に使えるのは?

では、就活や院試に使えるのはTOEIC「公開テスト」と「IPテスト」のどちらのスコアになるんでしょうか?

 

まず「就活」に関していうと、確実に認めてもらえるのは「公開テスト」のスコアでしょう。

 

なぜなら「公的に認められたスコア」は「公開テスト」のほうだからです。

 

「公開テスト」は、TOEIC協会が指定した日時と場所で、一般の人が集まって厳重な試験官の監督の下で受験します。

 

反対に、IPテストは「自分の所属する機関内での実施」で、実施する人も内部の人になります。

そのため、もしかしたら組織的にスコアの操作があるかもしれませんよね。

もちろん実際はそんなことは起こらないはずですが、でも100%「ない」とは言い切れません。

 

従って、就活などで会社にアピールするには「公開テスト」のスコアのほうが認められる場合が多いです。

 

ただし、会社によっては「IPテスト」のスコアも認めてくれるところもあるようですので、念の為、確認すると良いですね。

 

次に「院試」に関してですが、同じ大学内の院に進む場合は「IPテスト」でも認めてくれるところもあるようです。

 

ですが、他の大学の大学院に進学したい場合は「公開テスト」が必要な場合もあります。(IPのスコアでOKな場合もあり)

 

ですので、一番確実なのは「自分が進みたい大学院の基準がどうなっているのか」を早めに確認しておくといいですね。

 

各大学のHPに載っている場合もありますし、分からなければ問い合わせればすぐに教えてくれるはずですよ~。

 

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TOEIC公開テストとIPテストの違いとは? まとめ

今回は、TOEIC公開テストとIPテストの違いについて解説してみました。

端的に言えば、公開テストは「誰でも受けられて、スコアも公的に認められる」もので、IPテストは「その機関(企業や大学)に所属した人のみが受けられて、スコアは内部で利用する」ものでしたね。

 

また、「就活」や「院試」でTOEICのスコアを使う場合は、一般的に「就活」では「公開テスト」、内部進学の「院試」であれば「IPテスト」、外部進学の「院試」であれば「公開テスト」が使える場合が多いでしょう。

ただし、一番確実なのは「スコアの提出先に確認」することです。

「内部進学だから、IPテストでいいはず!」と思い込んでいたら、実は「公開テストのスコアじゃないと認められない」と分かり、期限に間に合わなかったとなったら大変です。

逆に「就活」で「公開テストで失敗して悪いスコアだったからエントリーしなかったのに、実はIPテストのスコアでもエントリーできた。」というのが後から分かったら、泣くに泣けないですよね。

自分に必要なTOEICテストのスコアはどちらなのか、きちんと先に調べておくと安心ですね。

 

もし特にどこかに提出する予定はないけど、とりあえず受けてみたいという人は、所属する機関(大学や企業)でIPテストを実施しているなら、練習も兼ねて受験料も安い「IPテスト」から受けてみるといいですね。

普段から行き慣れている場所(学校や会社)での受験だと緊張もいくらか和らぎますのでイイですよ^^

 

でも、もし現在所属する機関でIPテストを実施していない場合は「公開テスト」を受けるしかないですね。

公開テストも事前準備をしておけば大丈夫ですよ~。リラックスして受けてみましょう!

 

このブログの運営者
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こんにちは、anと申します。

小3になる息子が1歳半の時から英語に触れさせてきました。今では英語大好き&得意な小学生に成長してくれています。

このブログでは、元留学生で現役英語講師の私(an)が「英語が好き&得意になる子供」を育てるにあたって、知りたいコト・調べたコト・実際にやっているコトなどをまとめています^^

同時に「英語学習」に興味のある大人のための情報も発信しています。どうぞよろしくお願いします。

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