TOEICの問題集には、ETSが発行している「公式問題集」だけでなく一般的な出版社が発売している「公式以外」の問題集もたくさんありますよね。
でも、TOEICの「公式問題集」と「公式以外の問題集」ってて何がどう違うんでしょうか??
どうせ買うなら自分に合っていて、質のイイものを買いたいですよね。
そこで今回は、それぞれのメリット・デメリットを中心に解説をしながら、あなたにピッタリ合うのはどちらのタイプなのか探ってみたいと思います。
TOEIC公式問題集と公式以外の問題集について知りたい人はぜひ参考にしてみてください^^
TOEIC公式問題集と公式以外の問題集の違いとは?
TOEIC公式問題集と公式以外の問題集で「大きな違い」はコレ!
- 出版している人が違う
「そんなのは知っているよ!」という声も聞こえてきそうですが・・・・(;^ω^)
ご存知ない方のためにさらっと説明させてください。
まず「公式」となっている問題集は、TOEICテストを作っているアメリカの教育機関(ETS)が作成しているんですね。
TOEICテストを作っているところが出している問題集なので、内容も難易度も本番のテストに限りなく近いものになっているという特徴があります。
そして「公式以外」の問題集は、一般的な出版社が作成しているものになります。
そのため、模試形式のものもあれば、各パートに特化したものやスコア別の対策本なども出ているのが特徴です。
どちらが良いかというのは「人」によっても異なるので一概には言えないのですが、それぞれのメリット・デメリットから自分にあったものが見えてくるはずです。
ということで、ここからは「公式問題集」と「公式以外の問題集」についてそれぞれのメリット・デメリットを確認してみましょう!
TOEIC公式問題集と公式以外の問題集の違い|公式問題集のメリット・デメリットとは?
まずはTOEICの「公式問題集」のメリットとデメリットから見ていきましょう。
【TOEIC公式問題集のメリット】
【TOEIC公式問題集のデメリット】
公式問題集には、模試(本番と同じ形式のテスト)が2回分入っています。
最大の「メリット」は、リスニングの話し手が本番と同じ人だったり、テストの難易度や形式が本番さながらという点です。
そのため、TOEICテストは受けたことがあるけど「まだ形式慣れしていない人」や、自分の現在の英語レベルを把握するために「TOEICを受けたことがない人」が使うといいでしょう。
本番と同じクオリティーの模試で練習できるのがイイ!
「デメリット」としては、解説があまり詳しくないという点です。
すでにTOEICスコアである程度の高得点(730点以上)を取得している人であれば、公式問題集のサラッとした解説でも十分だと思います。
でも、スコアがまだ低め(300~500点)の人にとっては、公式問題集の解説だけではチンプンカンプンだったり、不親切に感じることもあるでしょう。
公式問題集は、あくまで本番と同じレベルの「模試」を提供しているものなので「解説」にはあまり重きを置いていないと言えますね。
従って「現在のレベル把握」に使うか、「形式慣れ」するために使うのがピッタリですね。
これらのメリット・デメリットを踏まえて、公式問題集を「おすすめする人・しない人」をまとめると・・・
【公式問題集を「おすすめ」する人】
【公式問題集を「おすすめしない」人】
特に「文法」に自信ない人は、公式問題集の解説だけではさっぱり分からないかもしれません。
ですので、繰り返しになりますが、「模試」=「現在の実力を測るテスト」もしくは「形式慣れのための練習」として使うといいですね。
もちろん公式問題集は、TOEICテスト対策の「素材」としては優れているので、正しい使い方をすればどのレベルの人でも使いこなすことは可能です。
↓ ↓ ↓
せっかく買った問題集ですし、スコアアップの「トレーニング素材」としてここでご紹介している方法で活用するのもオススメです!
一度解くだけではモッタイナイしね
TOEIC公式問題集と公式以外の問題集の違い|公式以外の問題集のメリット・デメリットとは?
それでは次に、「公式以外」の問題集についてメリット・デメリットを見ていきましょう。
【公式以外のTOEIC問題集のメリット】
【公式以外のTOEIC問題集のデメリット】
最大の「メリット」は、公式問題集よりも「割安」で、かつ「解説が詳しい」ものが多いってことですね。
公式問題集のように「模試」形式のものも多く出ていますが、模試の数が多かったり、模試の数が同じでも「解説」のページがものすごく多かったりします。
そのため、公式問題集を買うよりも「お得」になっている場合がほとんどです。
・・・でも実は「公式問題集」を安く買う裏技もあるんです。
興味のある方はこちらの記事をどうぞ(↓)
もちろん「デメリット」もあるので、じっくり検討してみてくださいね。
話を戻しまして・・・
「公式以外」の問題集の「デメリット」ですが、ものによっては実際のテスト形式からずれているものがあります。
昔に比べるとだいぶ減ってはきていますが、それでも「TOEICに絶対出ない単語」や「トピック」を扱った問題が掲載されている問題集があったりします。
もちろん「英語力」をアップするという観点から言えば、TOEICに出ない単語や話題についての問題を解くことにも意味はあります。
でもあくまで「TOEIC」に特化した勉強をしたいという人にとっては、あまりにもTOEICテストからずれた素材で勉強するのは少し遠回りになってしまうでしょう。
そんな遠回りを避ける方法として、もし「公式以外」の問題集を買う場合は「著者」をチェックしてみてください。
問題集を作っている「著者」の「プロフィール」を見て、信頼できる人かどうか判断することが大切です。
判断基準としては、TOEICを実際に自分で何回も受けているかどうかですね。
TOEICを「定期的」に受けている、さらにスコアも高い、という著書であればかなり信頼できるでしょう。
信頼できる著書の問題集であれば、TOEICでは絶対に出ない単語やトピックを使ったりしないですし、「公式問題集」に近い「良い質」の問題を作ってくれていますよ!
では、これらのメリット・デメリットを踏まえて「公式以外の問題集」をおすすめする人・しない人をまとめると・・・
【公式以外の問題集を「おすすめ」する人】
【公式以外の問題集を「おすすめしない」人】
公式以外の問題集は、解説が詳しいものが多く、テストの受験テクニックについても教えてくれるものが多く出ています。
関連記事>>TOEIC問題集|公式問題集以外でおすすめはある?「質」としても「公式」にかなり近い良いものがたくさんありますよ~。
公式問題集を一度解いてみて、予想スコアが300~500点くらいの人は「公式以外」の問題集で基礎固めをして、テスト受験の前に「公式」の模試を時間を測りながら解くといいですね。
TOEIC公式問題集と公式以外の問題集の違いとは?メリット・デメリットまとめ
今回は、TOEIC公式問題集と公式以外の問題集の違いについて、メリットとデメリットの観点からまとめてみました。
【TOEIC公式問題集のメリット】
- TOEICテストを作っているETSが発行しているため、形式や難易度は本番と遜色なし
【TOEIC公式問題集のデメリット】
- 模試が2つしか入っていない(解説が詳しくない)
- 値段が高め
【公式問題集を「おすすめ」する人】
- TOEICテストをまだ受けたことのない人
- テストの形式慣れをしたい人
【公式問題集を「おすすめしない」人】
- この1冊だけでTOEIC対策をしたい人
【公式以外のTOEIC問題集のメリット】
- 公式問題集よりも安い
- 解説が詳しい
【公式以外のTOEIC問題集のデメリット】
- 実際のテスト形式からずれているものがある
【公式以外の問題集を「おすすめ」する人】
- 公式問題集の「解説」だけは難しすぎる人
- 英語を基礎から固めたい人
【公式以外の問題集を「おすすめしない」人】
- 本番と全く同じ質の問題を解きたい人
どちらが良いというのは、その人の英語レベルやTOEICの受験歴にもよるので、ご自身はどちらに当てはまるのかじっくり見比べて判断してみてくださいね~。
こちらの記事では、初めてTOEICを受ける人向けに「やるべきコト」と「使うべきテキスト」について解説しています。(↓)
よかったら参考にしてみてください^^
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