「映画に行く」って英語で言うにはなんて言えばいいんだろう?
そう思って調べてみると「go to the movies」が一般的ということが分かりますよね。
でも、中には「go to a movie」と言うこともできるとか、いやいや「go to a movie は間違いだ」と書かれていたりとか。
「一体、どっちが正しいの??」
そんな疑問が湧いてきますね。
そこで今回の記事では、go to a movie と go to the movies についてまとめてみたいと思います。
- go to a movieは間違いなのか?
- go to the movies って複数形で言うのはなぜ?
これらの答えを知りたい方は必見です♪
映画に行くを英語で言うには?
正しい言い方を知りたい!
go to a movieは間違い?
「映画に行く」を英語では何と言うのかを調べていると「go to a movie は間違い」と書かれているサイトがあったりしますよね。
でももっと調べていくと「go to a movie でも大丈夫」と書かれていたり・・・。
混乱しちゃいますね(;^ω^)
本当はどうなんでしょうか?
ずばり「答え」は・・・
「文法的」には正しいけど、「一般的」に使われていないってことですね。
ですので、もしあなたが誰かを「映画に行かない?」と誘いたい場合に
と言ってしまうと、「通じる」けど「不自然な英語」に聞こえちゃうかも?ってことです。
でも「映画に行かない?」を英語で言おうとしたら
って言いたくなりますよね。
だって「映画を見に行く時」って普通は「1本の映画」を観るだけですもんね。
でも、正しく(一般的に)は
と「複数形」を使うんです。
では、なぜ複数形を使うんでしょうか??
go to the movies って複数形で言うのはなぜ?
「映画に行く」を go to a movie (単数)ではなく、go to the movies (複数)で言うのでしょうか?
答えは「諸説」あります。
1つの説は、
- the movies は施設(映画館)を表している。そして、映画館で上映されている映画が「複数」あるから。
確かに、1つの映画館で1本だけでなく複数の映画が上映されてますよね~。
・・・でも、上映されている映画で「コレを観る!」と決めている場合は、the movies と複数にするのに違和感が残ったりしますよね。
そこで、もう1つの説。
- 昔、映画館で観る映画は「2本立て」のように複数の映画で1つになっていたから。
確かに日本でも昔の映画って「2本立て」が主流だったんですよね~。
最近の映画館では子供向けのアニメでも無い限り「1本立て」が当たり前ですが・・・。
この名残りがあって「映画を見に行く=複数の映画を観る」ということで the movies と言うとか。
なるほど、これだとちょっと納得!
さらに、もっと他の説もあるのでご紹介しておきます。
- 映画が初めて製作された時、moving pictures と呼ばれていた。しかし、時を経て moving picutres が短くなり、元の複数形(pictures の s)が残って the movies となった。
うん、こちらの説もちょっと納得します。
言葉を「短縮する」って現代でもよくあることですもんね。
「スマートフォン」を「スマホ」って言うとか。
ちなみに、moving pictures が出てくるまでは、静止画(still pictures)が主流でした。
まとめ
今回は「映画に行く」を英語で言いたい時に何と言えばいいのか?についてまとめてみました。
ついつい go to a movie と「単数形」で言いたくなりますが、正しくは go to the movies と「複数形」になります。
そして、なぜ複数形になるのか?という理由は諸説ありました。
- the movies は施設(映画館)を表していて、映画館で上映されている映画は1つではなく「複数ある」から。
- 昔の映画館では「複数の映画で1つ(例:2本立て映画)」が主流だったから。その名残り。
- 映画が初めて製作された時、moving pictures と呼ばれていたが「短縮」されるようになり、その際に元の複数形(pictures の s)が残ったから。
個人的には、1つ目の説より、2つ目と3つ目の説のほうがしっくりきます。
こういう言葉の由来って調べていくと面白い発見がありますよね~!
ご参考までに^^
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